赤ちゃんの寝かしつけ、パパだと寝ないのはどうして?

赤ちゃんの寝かしつけ、パパだと寝ないのはどうして? 赤ちゃんとの過ごし方

赤ちゃんの寝かしつけって大変ですよね。特に多く聞くのが「パパでは寝てくれない!」です。

我が家もそうです。我が子はパパが大好き。それなのに、寝るときはパパを受け付けません(笑)。

今回はその理由と、パパでも寝かしつけができるようになるためにはどうしたらいいのかについて解説していきます。

パパでも寝かしつけできるようになってもらいたい、と悩んでいる場合は、ぜひ最後までご覧ください。

赤ちゃんの寝かしつけ、パパで寝ない理由

パパの寝かしつけでは赤ちゃんが寝ない理由、それは赤ちゃんにとってパパは遊び相手という認識があるからです。

そのため、パパがいると楽しくなってしまい、眠ってくれないのです。

実際、我が家も土日など仕事が休みの日のお昼寝はかなり時間がかかります。なぜならパパが家にいると知っているからです。そして遊んでもらえると思っています。

そのため興奮状態からなかなか解放されず、寝るためにかなりの時間を要してしまいます。

つまりは”パパ=寝かしつけてくれる人ではない”と多くの子供は認識しています。

赤ちゃんにとって、自分を寝かしつけてくれる人は、ママなのです。

特に赤ちゃんは、日々と違うことが起こると興奮して眠れなくなりがち。それはママからパパに変わったというだけでも、赤ちゃんにとって大きな違いです。

実際我が子も、眠れず起きてきたときなどのパパへの拒否反応はすごいものです。

「ダメ!パパ!あっち!」
「パパ違う!」
「ママじゃないとイヤ!」
など、パパの心をポキポキ折ってくれています(笑)。

これも、我が子にとってパパは寝かしつけの人ではないからでしょう。

いつもママにお世話されている赤ちゃんだと、パパでは寝かしつけはできません。

もちろん、これは致し方ない部分あります。

平日は仕事で忙しく、子供が眠ったあとに帰ってくるというパパも多いはず。我が家も実際そうです。

どうしても赤ちゃんのお世話は、ママがメインでしがち。

仕方ないのですが、そうなると、赤ちゃんの中で
 ママ=自分のお世話をしてくれる人
 パパ=自分のお世話しない人
となってしまい、たまにパパが寝かしつけをしても安心できず、結果、「ママじゃないとダメ」になってしまうのです。

赤ちゃんの寝かしつけ、パパで寝てくれるようになるため出来ること

ママもたまには、赤ちゃんの寝かしつけから解放されたいと思うことがありますよね。

また、ママが体調を崩してしまい、どうしてもママが寝かしつけができないという場合も起こりえます。

そうしたイレギュラーにも対応できるように、出来ればパパにも寝かしつけができるようにしておきたいところ。

そこでこの項目では、パパにも赤ちゃんの寝かしつけが出来るようになってもらうためにどうしたらいいのかについて、解説していきます。

入眠儀式を教える

多くのママが寝る前に、入眠儀式というものを取り入れているのではないでしょうか。

Q、入眠儀式とは?
A、赤ちゃんなどが、スムーズに眠りにつけるよう、眠る前に行うルーティンのこと。

赤ちゃんにとって、日々新しいこと連続です。

そのためルーティンがあることによって、安心します。

また、○○をしたら、眠る時間だと覚えてもらうことにより、スムーズな寝かしつけへとつながります。

我が家でも入眠儀式を取り入れています。

寝る前のお風呂や歯磨きはもちろん、寝る前の絵本の読み聞かせをおこなっています。

またお風呂に入る前にはテレビを消し、携帯も大人も含め、見ないようにしています。

部屋の電気も暗くしておきます。

家庭によって、入眠儀式は様々。

大切なことは、その入眠儀式を夫婦で共有すること。

ママとパパで入眠儀式が違ってしまうと、赤ちゃんが混乱してしまい、逆に興奮して眠れないということがあります。

そのため、入眠儀式はできるだけ事細かく共有しておくことが大切です。

諦める

最終手段、諦めてもらうというのも方法です。

これは赤ちゃんに諦めてもらう、ことです。

「えっ、どういうこと?」と思うかもしれません。

しかし体調などで、どうしてもママが寝かしつけをできないときもあるでしょう。

そういうときは、もう赤ちゃんに諦めてもらうしかないのです。

もちろんはじめは、「ママじゃなきゃイヤ!」と泣いて嫌がるでしょう。

パパの心も折れるかもしれません(笑)。

しかしそのうち泣きつかれて眠ってしまいます。

それまでパパも根気よく、イライラせず、怒らずに赤ちゃんに付き合ってあげることが大切です。

日ごろからパパが寝かしつけをする

出来る場合は、日頃からできるだけパパが寝かしつけをしましょう。

仕事などで難しい場合もあるかもしれません。

しかし出来るだけパパも寝かしつけに参加することにより、赤ちゃんは、

 ママも自分を寝かしつけてくれる人
 パパも自分を寝かしつけてくれる人

と、ママだけでなく、パパも自分を寝かしつけてくれる人であり、お世話してくれる人なのだと、赤ちゃんに覚えてもらうのです。

イレギュラーの際だけ寝かしつけをするのではなく、日ごろから寝かしつけをすることで、パパでは
寝てくれない!が解消するはずです。

生活リズムを守る

パパの寝かしつけに限らず、赤ちゃんをスムーズに寝かしつけるために、大切なことは、生活リズム
を作ってあげることです。

生活リズムをしっかり作り、整っていくと、自然と寝る時間も固定していきます。

そしてその時間になると、眠くなるので、寝かしつけもスムーズになります。

もちろん、日ごろからママは生活リズムを作るため、決まった時間に起こすようにしたりとたくさんの工夫をしていることでしょう。

しかし、パパに寝かしつけを変わってもらうと、生活リズムが崩れがちはあるあるです。

ママがどんなに頑張って生活リズムを整えているのか知らないというのもあるでしょう。

また赤ちゃんとの時間が嬉しくて、つい長く遊んでしまう場合もあるでしょう。

しかしそうなると、赤ちゃんも興奮してしまい、眠らなくなってしまいます。

日ごろかまえない分、赤ちゃんとの時間は貴重です。

つい時間を忘れて、遊んでしまうなんてこともあることでしょう。

ただし、せっかくママが整えた生活リズムを崩さない範囲で、赤ちゃんと楽しく過ごすことが大切です。

 

赤ちゃんの寝かしつけでやってはいけないNG行為

赤ちゃんの寝かしつけの際のやってはいけない行為について、紹介していきます。

「寝かしつけるときやっているかも…。」と思った場合は、今日からやめましょう。

スマホを操作しながらの寝かしつけ

スマホを操作しながらの寝かしつけはNGです。

寝かしつけって時間がかかりますよね。大人にとっては、ヒマな時間です。そのためついやりがちなのが、スマホを操作しながらの、ながら寝かしつけ。

しかし、これはNG行為です。

ブルーライトの光は、子供の眠りの妨げになります。

ついヒマだからと、スマホを見てしまいがちですが、実際スマホを使用しながらのながら寝かしつけのときより、スマホを使用していない今のほうが、子供が入眠する時間は早いです。

結果的には、寝かしつけも早くできるので、寝かしつけ中にスマホを操作することはやめましょう。

遊びながらの寝かしつけ

ついついやりがちな、ベッドで遊んでしまうという行為。

これもNGです。

なぜなら、楽しくなってしまい、目が覚めてしまうから。

つい遊びたい気持ちもわかります。

成長するにつれ、子供もちょっかいをかけてきます。

そうするとつい反応していまいたくなる…。

あまりの可愛さに笑ってしまいたくなる…。

しかしそこはぐっと我慢。

遊ばず、今は寝る時間だよ、とトントンしたり、寝たふりをしてやり過ごしましょう。

部屋が明るいままの寝かしつけ

部屋が明るいままの寝かしつけもNGです。

赤ちゃんが暗いと怖いかな、と思いがちですが、明るいのは逆効果。

また昼夜の区別をつけるためにも、少なくとも眠る30分ほど前から部屋を徐々に暗くしおくとなお効果的です。

我が家もお風呂に入る前にはテレビも消し、部屋も暗くしてから入るようにしています。

また新生児期は昼夜の区別を早くからつけてもらうため、外に合わせて部屋を暗くさせていきました。

そのため薄暗闇の中で夕食を食べることもありました(笑)。

また赤ちゃんのまぶたは大人よりも薄く、光を感じやすいです。

そのためカーテンから差し込むほんの一筋の光で起きてしまうなんてこともあります。

ママやパパはもっと寝たいのに、朝早くから赤ちゃんが起きてしまう理由の大半が、部屋に差し込む小さな光だとも言われています。

そのぐらい赤ちゃんは光に敏感です。

できるだけ、光が漏れないような環境を作ってあげることが大切です。

寝ないからといってイライラしない

寝かしつけ中、なかなか寝ないこともよくあります。

しかしだからといってイライラするのはNG。

ママだって寝ない赤ちゃんにイライラすることはあります。

それでもそこはぐっと我慢して、必死に寝かしつけをしています。

多くのパパにとって、寝かしつけは育児の中でも苦手なことの1つではないでしょうか。

睡眠を妨げられれば、大人だってイライラします。

慣れない行為⇒眠ってくれない⇒泣かれるは、パパにとってストレスでしょう。

しかし怒るのはダメです。

逆効果なのうえに、その後、パパと寝ることを拒否してしまう可能性もあります。

赤ちゃんがなかなか寝ないからといって、イライラしないように一度冷静になりましょう。

ちなみに子供に対して、頭にきたとき、「この子はまだ〇〇か月、○○歳。自分と○○も歳が
離れている。」と心の中でつぶやくようにしています(笑)。

そうすると、それだけ小さくて、まだ〇年しか生きてないのだから、仕方ないと思えるようになりますよ。

まとめ

育児の中でも寝かしつけに悩んでいるママ&パパは多いです。我が家もそうです。2歳になった今でも、寝かしつけに苦労しています。

特にパパの寝かしつけは、我が子も拒否です(笑)。なぜこんなにもパパで寝てくれないのか…。そこにはいくつかの原因が考えられます。

 パパは遊び相手
 パパは寝かしつけの人ではない
 赤ちゃんのお世話をいつもしているのはママ

我が家の場合、完全に上記2つが原因です。

そのため、パパがいる土日などはお昼寝すら時間がかかる始末。

仕事などで仕方ない部分もありますが、できるだけ赤ちゃんのお世話や寝かしつけに、パパも関わる
ようにすることが大切。

はじめはパパ拒否され、思いっきり泣かれることでしょう。

しかしママだって、いっぱい赤ちゃんに泣かれながらも必死にお世話をして、今があります。

ぜひ、頑張ってみてくださいね!

 

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