子供が絵本を読まない!どうしたらいいの?原因と解決策7選

子供が絵本を読まない!どうしたらいいの?原因と解決策7選 赤ちゃんとの過ごし方

子供に絵本の読み聞かせをすることは、子供に様々な良い影響を与えることはよく知られていますよね。

そのため、早くから子供に絵本の読み聞かせを始めたというママも多いのではないでしょうか。

けれど、親の心は子知らず。「子供が絵本に興味を示さない」と悩んでいるママもいるのではないでしょうか。

私の子供もそうでした。ですが、理由を知って対策を立てたところ今では最後まで読んでくれるようになりました。

今回は、そんな子供が絵本を読まない場合の理由と解決策を解説していきます。ぜひ最後までご覧くださいね!

子供が絵本を読まない理由

「どうしてうちの子は絵本に興味を示さないの?」「他の子は集中して、絵本を読んでいるのに…。」と悩んでいませんか?

子供が絵本を読まないのには、いくつかの理由が考えられます。この項目では、子供が絵本を読まない理由について紹介していきます。

性格

まず、第一に考えられるのはその子の性格です。

赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、好きなものも違います。絵本に興味がないというより、その他の玩具のほうがより興味深いのでしょう。

確かに音が鳴ったり、反応を示す玩具のほうが楽しいですよね。また、1歳前後の子供にとって、絵本も玩具と一緒です。

実際、我が子も絵本自体に興味は示さず、絵本をめくるという行為に夢中になっていました。彼にとって、絵本はページをめくる玩具だったのでしょう。けれど、指先を使うのは脳の刺激にも繋がると知っていたので、あまり落胆することもありませんでした。

集中力はそもそも続かない

そもそも子供の集中力は続きません。移り気なものです。実際、遊ぶ玩具も次から次へと変わっていきますよね。

また一説には、大人の1秒は赤ちゃんにとって体感15秒に感じるとのことです。それだけ日々、新しいことの連続で、多くのことを吸収しているということでもあります。しかし逆に、1日が大人よりもとても長く感じているわけですから、飽きるのも早いということ。

そう考えると、1冊を最後までしっかり読めないのも当たり前かもしれませんね。

まだ玩具で遊びたい

絵本に興味を示さない理由として、まだ玩具で遊びたいという場合もあります。

そこで規則正しい生活やルーティンを作ることは、早い段階でやっておくのがいいと、最近では言われています。

しかしルーティンだからといって、「はい、終わり!絵本時間です!」と言っても、子供はまだまだ切替えができません。

また、まだまだ遊びたいタイミングで取り上げられてしまうと、子供にとって絵本時間は楽しい時間ではなくなってしまいます。

そうしたことを繰り返すことによって、次第に絵本時間=嫌いな時間と認識してしまうこともあります。子供が今、何をしたいのかを敏感にくみ取り、柔軟に対応する必要があります。

ちなみに我が家の場合、絵本の読み聞かせは寝る前のルーティンとして、組み込んでいます。「絵本を読む⇒寝る」を繰り返すことで、寝るサインとして認識してもらうためです。

また最近では、絵本を選んでもらうようにしています。まだ複数から選ぶことはしていませんが、2冊選び、どちらがいいか聞いています。選択させることにより、自立心が養えればいいと思っています。結局、2冊とも読むことになるんですけどね(笑)。

あとは本人の気分次第。息子が持ってくれば、日中も読みますし、興味を示さなければ、日中は全く読んでいません。むしろ読んでいない日のほうが多いかも…。

絵本を読まなければ!と思うのではなく、柔軟に対応していくことが大切です。

内容がまだ早い

絵本に興味を示さない理由として、まだ内容が早い場合があります。月齢などにあった絵本があります。

たとえば、

【赤ちゃん時期】はっきりとした色合い。文字はほとんどない。オトマトペが多い。手で触って楽しいもの。

【1歳~】短いストーリー。わかりやすい展開。身近なテーマ―もおすすめ。

【3歳~】ストーリー展開がワクワクするもの。語彙力も増える時期なので、この先どうなるだろう?想像を掻き立てる物語がおすすめ。

このように、年齢によって、興味を示す絵本が違います。

実際、2歳の我が息子は、今はトイレや歯磨きの絵本が大好き。しかし以前はカラフルな色合いのものや、手で触って楽しむ絵本が好きでした。

さらにこの頃は玩具感覚だったので、最後まで読めた試しもありませんでした(笑)。

ですので、年齢にあった絵本が選べているのか、一度確認してみましょう。

絵本が身近ではない

絵本を読まない理由として、絵本が子供にとって身近ではない場合があります。

・たまにしか読み聞かせをしない

・絵本が子供の手の届く場所にない

など、絵本が子供にとって当たり前のものではない場合、子供は絵本に興味を示さないことがあります。

子供にとって身近ではないからこそ、興味の対象から絵本が外れてしまっているのです。

解決策としては、リビングなど子供が長くいる場所に絵本を置くこと。子供の視線に入るような高さにあるとなおいいです。

そうやって少しずつ、絵本を子供にとって当たり前のものにしていくはずです。

 

子供が絵本を読まない!解決策7選

絵本には、語彙力が増える親子のコミュニケーション時間になる情緒教育になる創造力を育てるなど、様々な子供にとっていい効果があります。

だからこそ多くのママたちは、早くから子供に読み聞かせをはじめますよね。しかし、その一方で、「子供がじっとしてくれない。」「絵本に興味を示してくれない。」と悩んでいるママも多いはず。

そこでこの項目では、子供が絵本を読まない!と悩んでいる場合の解決策について、解説していきます。

習慣化する

まず絵本を読むことを習慣化しましょう。習慣化することで、絵本がより身近なものになります。

また、子供は日常の多くが新しいことの連続。そのためルーティンを作ることは、子供にとって安心にもつながります。

我が家では、ねんね前のルーティンとして絵本を組み込んでいます。最初は絵本の読み聞かせなどできませんでした。すぐに別のものに興味もって、違うところに行ってしまっていました。

また、息子にとって絵本は玩具と一緒だったので、ひたすらページをめくって遊んでいる時期もありました。それでも諦めずというより、寝る時間なんだよと認識してもらうために、絵本の読み聞かせを続けました。

いつか、読んでくれるようになるだろうと気軽に考えていた部分もあります。

その甲斐もあって2歳の今では、毎日寝る前に2冊読んでいます。身近なテーマである歯磨きやトイレの絵本が特に大好き!実際自分でやるのはイヤみたいですけどね(笑)。

たとえ読まなくても怒らない

たとえ絵本を読まなかったとしても、怒ってはいけません。

子供にとって、絵本を読むことはいいことです。しかしそこにばかり目がいってしまい、「どうして絵本を読まないの!」と怒るのはNG。絵本に対して、マイナスの感情が芽生えてしまう可能性があります。

たとえ絵本に興味を示さなかったとしても、「今はそんな気分じゃないんだね」と思い、怒ったりはしないようにしましょう。

無理強いはしない

絵本を読まなくても怒らないに通じる部分でもありますが、無理強いもしてはいけません。

無理やり本を読ませたところで、最初はいいかもしれませんが、結局、本嫌いな子になってしまいます。

また、無理強いして作った絵本時間は、子供にとって苦痛の時間です。絵本時間は、楽しい時間でなければいけません。たとえページをめくりにはまって、まったく読めなかったとしても、子供本人がその行為を楽しんでいればいいのです(笑)。

また、指を動かすことは脳の刺激にもつながります。そのことを知っていたので、今はそういう時期、楽しいね、とのんびりかまえていられました。

文章が短い&カラフルなものを選ぶ

小さいうちは文章が短い&カラフルなものを選ぶようにしましょう。

子供は移り気なものです。あまり長い物語は飽きてしまい、最後まで聞いていられないということはよくあることです。

また、小さいうちは、まだ目も完全には見えていません。そのため色のしっかりしたものを好む傾向にあります。

はじめのうちは簡単で、音の響きがいいものや、カラフルな絵本を選んで、読み聞かせをはじめましょう。

図書館に行く

絵本に興味を持ってもらうために、定期的に図書館に一緒に行ってみるのもひとつの方法です。

まず、図書館には玩具がありません。子供が他に興味をひかれるものがあまりないのです。そのため、絵本に興味を持ちやすくなります。

同じ理由で、病院で待っている際などは、絵本を読むという子もいるようです。

また、自分で選ぶという体験は、子供にとって大切な経験になります。自分で選んだほうが興味ももつはずです。

読み聞かせるだけでなく、語り掛ける

絵本を読む際、読み聞かせだけをしていませんか?もちろんそれだけでもいいのですが、プラスαとして語り掛けることも大切です。

たとえば、「この色はなに?」「これだれ?」「このあとどうなるかな?」など、子供を巻き込でんみてください。より子供は楽しみを感じるはずです。

また、子供に語り掛けることにより、想像力が養われます。ぜひ読み聞かせるだけでなく、語り掛けもしてみましょう。

子供の近くに常に絵本を置く

絵本に興味をもってもらうために、子供の近くに常に絵本を置いておきましょう。

我が家では対面キッチンの前面の収納の一部、本棚のようにして使用しています。

子供用の本棚もおすすめです。特に表紙が見えるように置ける本棚がおすすめ。

また、子供が自分で選びやすいように、高さのないものを選びましょう。

日常の中で、子供が興味を持ち始めると、自分で好きな絵本を選んで持ってくるようになりますよ。

まとめ

絵本の読み聞かせは、様々な面で子供にとってメリットがあることは、よく知られていることです。

そのため、多くのママが早くから絵本の読み聞かせをはじめていることでしょう。

けれど、中には絵本に興味を持たない子もいます。ママは良かれと思ってやっているのに、子供が興味を持ってくれないと、「どうしてうちの子だけ、絵本を読んでくれないの!?」とイライラすることもあるかもしれません。

しかし、絵本に興味を持たない子供は、珍しくありません。我が子もそうでした。原因として「性格」「集中力はそもそも続かない」「玩具でまだ遊びたい」「内容がまだ早い」「絵本が身近ではない」が考えられます。

大切なことは、無理強いしないこと、焦らないこと。

振り返れば些細なことでも、育児真っ最中は真剣に悩み、思いつめてしまいがち。けれどそうした感情は、子供にも伝わってしまいます。

結果、絵本嫌いになってしまうことも…。

肩の力をぬき、その子に合わせて、工夫してみましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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